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「じゃ、じゃあさ!県立のW大は!?ユイ、頭いいから余裕だろ!?」 俺もそこ狙いなんだ、と恭平にはめずらしく、ソワソワした様子で言ってきた。 「…考えとく」 そう言うと彼はまた頬を膨らませて 「ユイは俺と離れても淋しくないの…?」 と、言った。 「あたしは平気。全然淋しくなんてないよ」 プイと横を向いて、スッパリと否定。 また可愛くない態度をとってしまった。
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