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「ユーイ!こっち向きなさい」 あたしの横を向いた顔を、恭平の大きな手が包み、無理矢理ぐいっと恭平の方を向かせられた。 やだ。こんな顔、見られたくない。 あたしは今きっと、ヒドイ顔をしているだろう。だから見られたくなくて、必死に抵抗をしてみるけど、男の人の力に叶うわけはなく、無意味だったようだ。
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