566人が本棚に入れています
本棚に追加
カズミ「急かすつもりもなかったので待っていたんですが、こんな事になるなら無理にでも妻にしておくべきだったと思いましたよ」
刑事に守られるような母親を睨みながら、雪のベッドの傍にと下がる
そして腰を掛けると、話の飲み込めない雪の頬に手を伸ばした
カズミ「今度こそ守るから、俺を信じてくれるか?」
一美の指先が軽く触れる
一美の眼差し声に、逃げる事を忘れていた
カズミ「雪・・・・帰ったら結婚しよう」
ユキ「しゃ・・・・ちょ・・」
一美の手が頬を優しく包む
目を反らしたいのに反らせない
カズミ「もう、誰にも雪を傷つけさせない。絶対に守るから・・安心してくれ」
ユキ「・・は・・ぃ・・」
一美の手から、一美の気持ちが流れ込むように感じた雪が頷くように返事をすると、凄く嬉しそうな笑みを浮かべた
.
最初のコメントを投稿しよう!