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カズミ「と言う事で、籍こそいれてませんが彼女の夫としてここにいます」
雪の頬から手を放し、雪の肩に移動させる
そして、刑事達と母親に満面な笑みを返した
「いや・・まぁ・・見ちまったしなぁ(笑)仕方ない。いいでしょう」
カズミ「ありがとうございます」
こりゃ参ったと頭をかく刑事に、軽く会釈をした
それから、コトの経緯と今までの事を話し伝え、刑事が雪に質問をした
「お父さんに会ってみないかい?」
その一言は、雪が全く望んでいない事のひとつだった為、瞳を見開いた
「話に聞けば、物心ついた時からだから、父親に良い印象などはないだろう。だが、血の繋がりは消せない無くせない。君とお父さんは親子なんだ。例え、罪に問われたとしても・・な」
真面目な顔の刑事が、雪に心痛な面持ちで口を開いた
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