もう一人の目覚め……

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「魔法とは、まず七大元素である火、水、雷、風、土、光、闇に分けられそれぞれによって属性や能力も全然違う。人は生まれながらにどれかの属性を持っているんだ。たくさんの属性を持っているものもいるし一つしか持ってないものもいる。まぁこれははっきり言って才能の問題だ。しかしたくさんの属性を持っていても使いこなせるやつは少ない。逆に一つしか使えない属性を極めて強いものもいるんだ」 「へぇじゃあラシャラの属性ってわかる?」 「アイツの属性はまだ正確にはわからないが今のところ火、水、風は完璧に使いこなせている。『ソードレイズ』は水と風の属性を完璧に使いこなせてないと使えない技だ。一つ言うのを忘れたが属性と属性を合わせて違う属性にすることができる。だがそれはとても難しいんだ」 「そうなんか。まぁラシャラがものすんごく強いのはわかった。それより俺の属性はわかる?火とか雷がいいなぁ」 「オマエは無属性だな。無属性とは七大元素の中にない力のことだ。オレでもその力の能力はわからん」 「な、なに?じゃあ俺は魔法が使えないの?」 「そうなるな。まぁ気にするな。オマエはオレですらわからない力があるんだからな」 「いやだ。俺も魔法使いたい。火とか雷とかだぁしぃたぁいぃ」 「子供みたいに駄々をこねるな。使えないものは使えないんだ。我慢しろ。あと魔法に装備魔法や転位魔法もあるからな。この魔法は誰でも使えるぞ。それより風呂入って早く寝るぞ。明日は武器を買いに行くんだろ」 「わかった。じゃあ風呂入って早く寝るか」 そう言うと風呂に入りベットに寝そべった。 「じゃあおやすみ。俺はもう寝るから。明日は早く起こせよ」 「あぁわかった。おやすみ」 そう言うと俺はすぐに眠りについたのだった。 次の日 俺はドアをものすごい勢いで叩く音で目が覚めた。 「誰だよ。俺はまだ眠……スピー」 「ドンドン、りょうすけ早く開けろぉぉぉ。今日は武器を買いに行くんだから明日は早く起きてって言ったじゃない」 「スピー……はっ、そうだ。今日は武器を買いに行くんだった。ミョウイン起こせよ、ってまだ寝てるし。」 「ドンドン、何してるの?早く起きて武器を買いに行くわよ」 「ご、ごめん。今起きたからちょっと待ってて。」 「やっと起きたの?早く起きてって昨日言ったでしょ」
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