68人が本棚に入れています
本棚に追加
あの恐ろしいことから2週間がすぎた。俺はあのあと1週間も眠り続けていたらしい。起きたときにリリの悲しい顔がまだ頭の中に残っていた。他の人たちは全然悲しんでくれなかった。それはそれで俺が悲しいぃぃぃぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉ。
まぁそれは置いといて俺はこの1週間、シルバーさんの稽古のおかげですごく強くなった。剣や武術などなどすべてのことを教えてくれた。まぁ魔法は使えないが『ガルナ』って言う魔法は唯一少しだが使えた。
そしてここが一番大事なことだ。この1週間でリリともっと仲良くなれたのだぁぁぁぁぁぁ。
どんくらい仲良くなったか聞きたい?
いいだろう聞かせてやるぜぇ!
昼ごろのことだ。
俺は自分の部屋に入るとリリがいきなり後ろから抱きしめて来たんだぁぁぁぁぁ。
「ねぇねぇ…たいしぃ~。ゴニョゴニョゴニョゴニョ…」
……………………
「なっ!?ちょ…リリってば(赤面///)」
こんぐらい仲が良くなったんだぁぁぁぁぁ。
なに?内容を教えろだって?
無理だな。これは俺とリリのナイショの話だからだぁぁぁぁ。
まぁそんなこんなで俺はあの恐ろしい日を忘れることが出来ていた。
そして今日俺はまさかあんな娘に会うとは思わなかった。
俺が目を覚ましたのはまだそんなに太陽の光が出ていない時だった。
俺はランニングしようと外に出た。
この1週間いつも町に下って町のまわりを三周していた。三周と言っても町は大きいのでかるく30kmはあるだろう。
でも今日は初めてコースを変え町の外にある大きな森があるところまで走った。
なぜなら俺は『ガルナ』を早く使いこなしたくて練習しに行くのだった。
俺は森の奥深くに行き『ガルナ』の練習を始めた。
「『ガルナ』は自分自身の能力を上げる魔法だったよな。やっぱ難しいな」
そんなことを呟きながら練習しているとどこからか幼い悲鳴が聞こえた。
「きぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
俺は急いで悲鳴がしたところへ走った。
するとそこには一人の幼い少女がモンスターに襲われていたのだった。
俺はモンスターを急いで倒しその幼い少女を助けた。
「大丈夫?ケガはない?」
「怖かったよぉ。助けてくれてホントにありがとう」
「でもなんでこんな危ないところに一人でいるの?名前は?歳は何歳なの?」
「ミルの名前はミル。キャットフェアリーの王女なのぉ。歳は110歳。暇だったから一人で遊んでたのぉ」
最初のコメントを投稿しよう!