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その後、日暮が帰ってから少しして、伊場が帰ってきた。 「どんくらい集まった?」 「あれから3人です。」 「3人かー、まあ上等な方か?」 「すみません。」 「んっ?」 伊場が反応した時2人の前には髪が、さらさらした生徒が立っていた。 「まだ、受付やってますか?」 「あー、やってるよ。ちょと待ってな。」 伊場は入部届けを渡した。 「はい、これにクラスと名前を書いてね。」 「………、これでいいですか?」 「えーと、海王中の月村 浩介(つきむら こうすけ)?」 伊場が名前を読み上げた時わずかだが眉間にシワを寄せた。 (あれっ?どこかで、聞いた名前だなー?) 堀はどこかで聞いたことがあるのかひっしで思い出そうとしていた。 「どうかしたんですか?」 「いやっ、何でもないよそんじゃ、明日から部活だからよろしく。」 「よろしくお願いします。」 月村は帰って行った。
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