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僕の名前は、桜井 優識(ゆうしき)高校二年の17歳だ。
今日は、重い病で入院している僕の大切な幼なじみ、優心 梁嘉(ゆうしん やなか)のお見舞をしに行く
(まぁ、僕は梁嘉の顔を見ないと安心出来ないから毎日行くんだけど)
いわゆるこれが僕の日課だ。
・・・なんだ、悪いか?
そんなこんなしている間に病院に着いて
梁嘉の病室に行こうと歩く
するとナースセンターの近くの病室まで行くと
急に目の前の病室に死神みたいな者が壁をすり抜けるように入っていくのが見えた。
(!?み、見間違えか・・・?いや、でもあれは確かに・・・)
僕は、真実を確かめたくて病室へ行く
すると病室のドアは少し開いていた。
その隙間から顔を覗かせ様子を見る
中には死神がいて
手には魂みたいな物を握られていた。
ベッドにはぐっすりと寝ている病人の姿
僕は目を大きく見開いた。
死神は僕に気づいたのか僕の方を見て
ニヤリと笑うとその場で消えていった・・・。
・・・な、なんだったんだ・・・今のは・・・
僕は冷や汗をかいて
そのまま唖然と立っていると
後ろから僕を呼ぶ声が聞こえた。
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