彼女と幸せな時間

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彼女と幸せな時間

「優識君?どうしたの?」 僕の名前を呼ぶ声が聞こえてやっと我に戻り 後ろを振り向くと そこには車椅子に乗った梁嘉がいた。 「梁嘉・・・」 僕は梁嘉の姿を見てホッと一安心した。 でも梁嘉の顔色が前よりも悪くなっている・・・なのに梁嘉はいつも通りに笑っている。 本当は辛いはずなのに・・・ 「優識君?大丈夫?」 「あっ、いや!何にもないよ!梁嘉、無理をしたらダメだよ」 僕が梁嘉に言うと 梁嘉は首を横に振り「無理なんてしてないよ!」と笑顔で答えた。
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