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「終わったぜー、ぉ?ALKじゃんー、教えてくれても良いじゃん!」
「追い出す前に確認しろよ、それよかやっぱお前も好きなんだなー」
「あたりまえじゃん、じゃなきゃ髪形変えないし」
「ぁー、なるほど」
確かに妹はちょっと前までは髪は結わなかったなと思い出した。
「友達もみんなハマってるしね!私も入ってみたいなー」
「ハハハ、絶対無理、ンゴォッ」
事実を述べたまでなのに殴られるとはこれいかに。おかげで歯ブラシがぶっ飛びそうになった。
「ったく、判ってるわよ、一々言うな!」
年頃の女の子の扱いは本当に難しい。
「ったく、黙ってれば可愛いものを、はぁ」
事実容姿だけなら悪くない。ALKに入ってもまぁまぁやっていけそうな気はするんだが。
「ぇ・・・・・・?」
突如俺を攻め立てていた暴力が弱まった。
「馬鹿兄、今なんていった?」
「ん?何か言ったか?」
「バーーーーカ!」
「ブヘシッ」
年頃の女の子の扱いは本当に難しい。おかげさまで生傷が絶えない、本当に。
「私もう行くから!」
いい加減、妹の扱いを覚えたいと思う今日この頃である。
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