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「頼もしいな…ミコトのオジサン。」
「あの人、色んな事してるからね。」
「へぇ…」
「僕の家にある民芸品とか、ほとんどツカサさんが土産で持ってきたんだよ。」
「ハンパねぇ…」
「とりあえず、リビングに行こうか。」
「そーだなー喉も渇いたし…」
「……マイペースだな」
2人が玄関に向かい、ドアを開ける。
そして、ミコトがドアを閉めようとした時、道の向かいの角の方に誰かがいるように感じた。
「……?」
「ミコト、早く来いよ!!」
「分かったよ!!」
ミコトは慌ててドアを閉めて、リビングへ向かう。
しばらくして、角から現れたのはあの男だった。
男は不敵に笑みを浮かべて携帯電話を取り出す。
「よぉ……安心しろ…見付けた」
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