私の王子様

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────────ガラッ 「ギ、ギリギリセーフ…」「あ、おはよ 魅奈」 「おはよ……有砂」 キーンコーンカーンコーン 「はい、みんな席つけ」 なんか最近、一日一日が濃いです。夜は最後まではいかないけど魁汰君とラブラブイチャイチャ❤ お昼は友達と果てしない恋バナ。 その濃い最近に私はめちゃくちゃ満足してます。 このままの時が続けばイイなぁ…… ─────────────キーンコーンカーンコーン 「はい、授業終わり」 「ねぇ、魅奈、なんか二年生にチョーーーーイケメンが転校してきたらしいよ!」 「ふぅん…興味ないや 私、魁汰君一筋だもん❤」「はいはい。そーですか」 「「「キャーッッッ! 二年の転校生が来たッッッ!!」」」 「スゴい人気……」 ガラッ え…… うちのクラスのドアが空いた。 「…魅奈…あの人ッて… ……ッていないし!!!」 「か、か、か、か、魁汰君!?」 「魅奈♪」 ギュッ 「「「「「キャーッッッッッ!!!!」」」」」 「ちょっと待って!なんで魁汰君がここにいるの!?」 「転校してきちゃった♪テヘッッ!!!」 「《テヘッ》じゃねぇよ!!! なんで!?」 「長く魅奈と一緒にいたいじゃん♪」 「魁汰君………」 「……あのぉお二人さん? もう予鈴なってるんですけど………」 「「…あ…」」
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