私の王子様

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でも、まさか、魁汰君が転校してきてくれるなんて…………嬉しいッッッッッッッ!!!!! これから毎日一緒に登下校して…帰る途中でどっかに寄り道して…… やりたいコトありすぎぃ❤❤ 早く授業終わらないかな…… ─────キーンコーンカーンコーン 「か・い・た・く………」 「えぇ~彼女いるのぉ?」「うん。いるよ」 「しかも年下でしょぉ?」「まぁ私、浮気相手でもいいや❤」 ギュッ 「ちょっとぉ抱きつくとかズルいぃ!」 「……」 そう…だよね…魁汰君…モテるもんね…… 「…アハハ……あ!魅奈!」 バッ 「え?ちょっと待ってって!!!魅奈!!!!」 そうだよね…私なんか魁汰君には不釣り合いだよね… あれ…?なんでだろ………涙が…止まら……な…… 「魅奈!!!!!」 「………して」 「え?」 「放して!!!!!」 「何怒ってんだよ!」 「怒ってなんかない!」 「じゃあなんだよ!」 「放っといて!!!」 「…ッッッ!!!!」 「ン!!!! ふぅ…ん…あ…イ…ヤ……フぅぅ……」 こんな強引なキス……求めてない…… ドンッッ!!! 「……やめてよ……」 「何が嫌なんだ! 嫌なとこは嫌ってゆってくれよ!!ゆってくれなきゃ、 分かるモンも分かんねー!!!!」 「……だって…… 魁汰君には……私は不釣り合いだもん……」 「…………は?」 「か、魁汰君だって、 あんなに可愛いお姉さん達に囲まれて……私なんかよりずっと良かった……でしょ……?」 「…………んっとに………可愛すぎ……」 「え?」 ちゅ 「ン……ふぅ…ふ…ん…」 優しい…甘くて溶けるようなキス… 「……魁汰君は……私なんかでいいの…?」 「なにいってんだよ………お前じゃなきゃだめなんだ…………」 「…かい…た…く… ふぇぇぇんうわぁぁぁぁん」 「よしよし❤」
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