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(ス、ストップ!!!!!!)
「………………なんてね♪何すると思った?」
「//////ッつ!!」
舌を出して悪戯に笑う魁汰君。
「もぉ…」
「ねぇ、ドキドキした?」
「////ッま、まさか!
お兄ちゃん同然の魁汰君なんかにドキドキなんて…」
ドキッ…
今一瞬 魁汰君に睨まれた気がした。
(気のせい…だよね……
優しい魁汰君に限ってそんなコト…)
「そっかぁ、そうだよね…」
(ほら、やっぱり、いつもの魁汰君………)
ダンッ!!!
「…え?」
(痛いッ!!!)
いきなり魁汰君に押し倒された。だんだん魁汰君の力が強くなっていく。
「ホント、天然ってゆうかなんてゆうか…
魅奈さぁ…今までオレがどんな思いだったか知ってる?」
「えっ?…」
一瞬で頭が真っ白になった。
あたしの唇に何かが当たってる…
……違う……「何か」じゃ…ない。
魁汰君の唇だ。
そう思った瞬間、唇がこじ開けられた。魁汰君の舌が入ってきた。
「ヤッ!だ…ンッ!
ン~~!…」
私は崩れ落ちた。
「…ハァ…魁汰…君?」
「…今から、魅奈の全ては俺のモノだ…」
か…ぃ……た………く…………
意識が遠退いていくなかで私がハッキリ聞けたのは、そこまでだった。
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