4章

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バタバタバタッ バタンッ 土方の部屋の襖が勢いよく開いたかとおもうと、襖が壊れていた。 「あっ…まぁいっか、それより土方さんっ、大変なんですよ」 「あーぁ。こりゃまた派手に壊しよったなぁ、沖田さん」 「山崎さんじゃないですか~」 「おい。てめぇ総司いいぃぃい!!何度言ったら分かるんだ?あ゙ぁ?」 「何おこってるんですか?襖ごときに」 沖田は土方にちょっかいを出すのが好きらしい(笑) 「ほんで、沖田さん。何慌てとったんや?」 「そうでした!土方さんっ、報告です。先程何者かが園屋を襲撃したとの情報が入りました」 「なんだと…園屋といったら……山崎、何があったか調べろ」 「はぁ~ほんまに土方さんは人使いがあらいなぁ」 そう言いながらも、調べに出掛ける山崎を見て沖田は笑っていた。
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