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昼休み
淳「じゃ、誘ってくるから屋上で待ってて」
豊「おぅ、早くしろよw」
淳「わかってるってw」
豊「翔、行こうぜ」
翔「う、うん」
俺と豊は先に屋上についた
翔「やっぱ外は気持ちいいねw」
豊「だなw」
フェンスに寄り掛かりながら座る
淳「つれてきたよ~w」
「‥‥‥‥‥」
手を降りながら歩いてくる淳くん君は少し警戒しているのか淳くんの後ろに隠れていた
豊「じゃ、座ろうぜ」
俺たち4人は円形になるように 座った。
淳「自己紹介しますか、俺の事は知ってるよね?」
「淳」
淳「で、この2人が…」
豊「喜矢武豊だ、よろしくなw」
翔「鬼龍院翔です、よろしくねw」
「よろしく」
淳「次はこっちの番だよ?w」
淳くんが促すと、君は小さくうなずいた。
「狩野姫菜、よろしく」
初めて、君の名前知った
翔「よろしくね、狩野さん」
「‥‥姫菜でいい」
翔「…じゃぁ、姫菜」
「うんw」
翔「‥‥‥っ!!///」
初めてだった
こんなに近くで、こんなに綺麗な笑顔を見るのは
それから俺たちは姫菜からいろんな話を聞いた。
豊「へぇ~、じゃぁ6人家族なんだ」
「うん、お父さんと兄貴と同い年の兄貴と弟2人w」
笑顔で家族の話をする君を見ていると、いかに大切に思っているかが伝わってくる。
翔「じゃ、俺からも質問してい?」
「いいよ、何?w」
翔「す、好きな人とか…いるの?」
「好きな人……いるよw」
翔「そっか…」
豊「…何不安そ-な顏してんだ?w」
翔「っ!!そんなんじゃないよ!!」
淳「ちょ…またケンカしないでよ?」
「‥‥‥w」
今までに、こんな幸せな昼休みはなかった。
ただ…
そんな幸せは一瞬過ぎて、午後の授業を知らせるチャイムがなる。
淳「そろそろ行かなきゃ、間に合わないよ」
「じゃ、行こっか」
俺たちは重い腰を上げ
教室に戻った。
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