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ある薄暗い部屋
モニターらしき画面が無数に設置してある
映っているのは町を歩く人や登校する高校の生徒
モニターの前には2人のあやしい男女
男の方はモニターに映っている女子高生らしき人物を眺めている
「来た…ついに…クックックッ…金色の髪…蒼い瞳…そして何より…
この子供体型!…クックックッ…アーハッハッハッ!!」
モニターを見ながらにやにやする男
それを冷たく見ている女
「ロリコンですか?50代の癖に」
そして冷たい反応
男は軽く何か言いたげな顔になるが、抑える
「まぁ良い、これで…」
「“鍵”となる人物は見つかった…」
男は言葉を切られ、不満そうな表情になる
気を取り直し男は再び喋り出す
「…鍵となる人物」
「“エレンシア・シュライン”ですね…ふっ…」
男は、再び言いたいことを言われて、顔をしかめる
「…そうだな」
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