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修徒が眠った頃
流花たちの寝ている部屋を
誰かが覗いていた
「先生…」
『なんだ、見付けたか?』
「はい、確実にエレンシアさんが
“鍵”でしょう」
『では、計画を次の段階へ進めよう
よくやったな
秩序委員、剛音寺冬実よ』
バン!
その時、突然部屋の窓が開いた
「……今、何か話してる声が聞こえたような」
「ふぁぁ…
どうしたの、流花ちゃん」
「いえ…すいません、起こしてしまって」
「いや、大丈夫だよ…ふぁぁ…」
窓はゆっくり閉じられた
『クックックッ…
良いぞ、我が“異物計画”は着実に進行している!
アーハッハッハッ!!』
02 委員長と蠢く影
終わり
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