03 秩序を守る者

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「え、えーとですね…」 気が付けば、俺はあたかも先生の如く教壇に立っていた 幸い、これを見越してか副委員長として後ろに流花さんが立ってくれているが 俺への試練かは分からないが全く助けてくれない しかも書記は中学時代から全く話したことの無い 龍ヶ崎鈴木さんだ こちらも寡黙な為、助けてくれない 「あー…じゃあまず… 運営委員会を決めるからな? えっと…やりたい人は挙手を~…」 ……予想は出来たが みんな沈黙してしまった ごめんな、中学時代の委員長さん …あ、流花さんか 改めて役員決めとか大変なんだなぁ と、痛感しつつどうすれば良いか悩む俺 「いませんか~…おーい…」 もう一度言ってみたが結果はやはり変わらなかった 一体どうすれば…
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