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「…では、留魅さん?
絶対に動かないで下さい」
「わ…分かったの」
「動くと、首が飛びますのでご注意を」
「え…?」
「行きますよ…」
流花さんの顔が変わっていく
何やら、手刀を構え止まる流花さん
今、喋るとあの手刀で真っ二つになる気がするので喋るのを止める
「はあっ!!」
バァァァン!!!
流花さんが急に叫ぶと、流花さんの手刀の位置はいつの間にか変わっており…
電柱より少し高いところで爆発が起きた
「……」
しばらく沈黙の時間が流れる
俺を含め、みんな何が起きたか理解出来ない
「はい、動いて良いですよ~留魅ちゃん」
留魅の首の辺りを再び見てみると
黒い首輪の様な物は無くなっていた
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