03 秩序を守る者

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「…では、留魅さん? 絶対に動かないで下さい」 「わ…分かったの」 「動くと、首が飛びますのでご注意を」 「え…?」 「行きますよ…」 流花さんの顔が変わっていく 何やら、手刀を構え止まる流花さん 今、喋るとあの手刀で真っ二つになる気がするので喋るのを止める 「はあっ!!」 バァァァン!!! 流花さんが急に叫ぶと、流花さんの手刀の位置はいつの間にか変わっており… 電柱より少し高いところで爆発が起きた 「……」 しばらく沈黙の時間が流れる 俺を含め、みんな何が起きたか理解出来ない 「はい、動いて良いですよ~留魅ちゃん」 留魅の首の辺りを再び見てみると 黒い首輪の様な物は無くなっていた
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