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「さ、これで良いんですね?冬実さん?」
流花さんは冬実に向かい優しく微笑む
今回は黒い微笑みではなく優しい感じだけだ
「…や、やった
これで…これで……」
冬実が泣き出しているのを横目に
留魅は解放された喜びからかそこら辺を走り回っている
「さ、泣くのは後です
…来ますよ!」
流花さんは学園の方を指差した
「あの先生が爆弾解除に気が付いて、多数の召喚魔をこっちに向かわせてきます!」
そう言うと、翼の生えた悪魔の様な黒い生き物が飛んでくる
…いや、なんだよあれは!
「…流花さん、恩返しよ」
「はい、何でしょうか」
「私がこいつら始末する!
良いわね!留魅!」
「了解なの!」
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