03 秩序を守る者

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黒い生き物はどんどん数を増していき 100は越えてそうな数になってきてしまった 「しゅ…修徒!あれなに!」 エレンシアは俺の背中に隠れ怯えている 「俺が知るかよ!とりあえず安全な場所に!」 「大丈夫よ!修徒君!」 俺を呼んだのは冬実だった 「こんな安物召喚魔…修徒君が逃げるまでもないわよ? ねぇ?留魅」 「…お姉ちゃんは修徒に良いとこ見せようと必死なの」 「ばっ、バカ! そんなことは無いわよ! 恩返しよ恩返し!」 なんか、言っている間にも召喚魔たちは数を増していく 冬実と留魅は召喚魔たちに近づいていく 「流花さん!大丈夫かあいつらは!」 「…心配ないですよ、あの2人は」 「解放!」 2人が叫ぶと冬実の手に光が集まり巨大な薙刀のような形になる 留魅は手に光がまとわりつき巨大な爪のようになった 「“光使い”…ですから」 「え、光?」 光に包まれた2人は不敵に笑う 「さぁ…戦闘開始よ!」 03 秩序を守る者    完
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