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黒い生き物はどんどん数を増していき
100は越えてそうな数になってきてしまった
「しゅ…修徒!あれなに!」
エレンシアは俺の背中に隠れ怯えている
「俺が知るかよ!とりあえず安全な場所に!」
「大丈夫よ!修徒君!」
俺を呼んだのは冬実だった
「こんな安物召喚魔…修徒君が逃げるまでもないわよ?
ねぇ?留魅」
「…お姉ちゃんは修徒に良いとこ見せようと必死なの」
「ばっ、バカ!
そんなことは無いわよ!
恩返しよ恩返し!」
なんか、言っている間にも召喚魔たちは数を増していく
冬実と留魅は召喚魔たちに近づいていく
「流花さん!大丈夫かあいつらは!」
「…心配ないですよ、あの2人は」
「解放!」
2人が叫ぶと冬実の手に光が集まり巨大な薙刀のような形になる
留魅は手に光がまとわりつき巨大な爪のようになった
「“光使い”…ですから」
「え、光?」
光に包まれた2人は不敵に笑う
「さぁ…戦闘開始よ!」
03 秩序を守る者
完
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