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次の日
赤也が教室に
入り、席につくと
璃乃が赤也に
話しかけてきた
「切原君!!
切原君って理科の
教科書2冊持ってたよね!?」
「あぁ」
そうだ
去年真田に
「お前はもっと
知能を磨くべきだ」
と言われ、
2冊目を渡されていた
「1冊貸してくれない??
今日は家に忘れちゃって」
「別にいいぜ」
赤也は理科の教科書を
璃乃に渡した
その時璃乃の
袖が少し捲れた
璃乃は腕に包帯を
巻いていた
「ありがと!!切原君」
そう言って璃乃は
自分の席へ戻ってしまった
―また…
怪我したのか??
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