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時空嵐によって意識を失った彼はとある家の前で倒れていました。
それを見付けたのが家の主である人間の女の子でした。
少女はすぐさま彼を家に運び懸命に看病しました。
発見した時、彼は時空嵐のせいで満身創痍の状態だったのです。
それから三日後。
傷も癒え、意識を取り戻した彼は目の前の光景をただただ不思議に思いました。
ココが殺戮闘技場ではないこと。
隣にいた少女が自分を見て喜びの声を上げていることに。
…と言っても彼にはいつもと違う場所、獲物が何か騒いでいる、という程度の認識しかありませんでしたが。
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