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一時間後。
俺達五人はそれぞれの部隊を率いて城門前に集まっていた。
勘助さんや昌幸さん達は自分の部隊の兵に作戦などを説明している。
幸村は右手を胸に当てて目を閉じている。
そして俺は・・・
「全員握り飯は渡ったか!?」
部隊の皆に握り飯を配っている。
城の奴らに作ってもらった。
腹が減ったらなんとやらって言うだろ?
さらに三十分後。
出発の準備が整った。
「それではお館様!行ってまいります!」
勘助さんの言葉に塀の上に立っている信玄公は無言で頷く。
勘助さんが走り出したのを機に全員が後を追って走り出す。
さて、俺も行くか!
打倒上杉!
そんでもって兼続を仲間にする!
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