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「前田殿!大変です!」
超特急で走っていると、兵の1人が焦った様子でやって来た。
「どうした?
何かあったのか?」
スピードを緩めながら俺は聞く。
「はい、
左右と後方から敵兵が3000ずつ追って来ています!」
何だと?
3000ずつという事は9000か。
参ったな。
逃げても良いんだが、居城に連れて行っちゃまずいからな。
仕方ない。
ここで迎え撃つか。
なんとかいけるだろう。
さっきも大丈夫だったしな。
「よく聞け!
ここで敵を迎え撃つ!
数じゃ負けてるが、機動力を活かせば勝てる!」
「オオォォォ!」
兵達はバラバラに散って敵へと向かって行った。
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