セミの声
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ミーンミンミン……… うっとうしいくらいのセミの声。 窓から入る、心地よい優しい風が夏の始まりを知らせた。 「はい、じゃあ、計ドが終わってない子は夏休みの学級会に来ること。来れない場合は、連絡をしっかりしてください。」 黒板の前で話す、杉浦先生。 まだ、30代のくせに考えることがずいぶん、古い先生だ。 「計ド、漢ドは夏休みまでに終わらせてください。」 この台詞を聞くのは何度目だろうか。
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