始まり

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始まり

真っ赤にそまった両親。 目の前には、得体のしれない真っ黒な物体…。 私は…何がなんだか理解ができなかったんだ。 いつの間にか気を失っていて、私はどこかの施設にいた。 私の隣には双子の弟、実知流がいて、あぁ……あれは夢なんだって… だけど……… お母さんもお父さんもどこにも いない。 3歳の時だったから… 死んだなんて思わなくて…… 両親の真っ白な顔を見たとき、意味がわからなかった。
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