第五章

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「ここがプレハブ小屋だ。ここで皆生活している」 土井が話かける。もうすでにプレハブ小屋には作業をし始めている人がいた だがその時一つの疑問が生まれた 「どうして土井さんはあのダンボールの家にいたんですか?プレハブ小屋があるのに」 「ああ、あれは休憩場みたいなもんだよ。 遠くに食料を探しに行くときにはああやってダンボールで家をつくる プレハブ小屋も人が多くて寝るスペースがあまりないしな」 なるほど。確かに小さなプレハブ小屋にこの人数は多い。空いてるスペースはほとんどなかった
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