きっかけ

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放課後、私は一人教室で小説の続きを書いていた。 主人公のナナは幼なじみのアキラに片想いしている。 友達という関係が切ない、いわゆる… 「ありきたりな内容だな」 ふと背後から声がして、私は飛び上がるほどびっくりした。 振り向くと後ろには、腕組みをして平然としている澤口守が立っていた。
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