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「クロウ様、森にて賊が・・・・・・」
「………また、例のアレか?」
「はい、盗品は無く、死の一歩手前の状態です」
王国、ユーロリアの街で近年多発する不可解な事件
狙われるは賊
死の淵にさらしといて役人に捕らわれる
捕らわれた賊は死刑に相当する罪を犯したものばかり
その件は王都にも入ってくる
そして今回派遣された軍指揮官が俺クロウ
まぁ隣国との戦はなさそうだからちょうど良い
「クロウ様、どうされますか」
「この事件の犯人の目星はあるのか?」
「民の話では少女と聞きます。」
「なにっ?」
「アランバヤの森にて.....救われた民もおります」
「明日、出発する」
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