第1章:森の中の少女

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「クロウ様、森にて賊が・・・・・・」 「………また、例のアレか?」 「はい、盗品は無く、死の一歩手前の状態です」 王国、ユーロリアの街で近年多発する不可解な事件 狙われるは賊 死の淵にさらしといて役人に捕らわれる 捕らわれた賊は死刑に相当する罪を犯したものばかり その件は王都にも入ってくる そして今回派遣された軍指揮官が俺クロウ まぁ隣国との戦はなさそうだからちょうど良い 「クロウ様、どうされますか」 「この事件の犯人の目星はあるのか?」 「民の話では少女と聞きます。」 「なにっ?」 「アランバヤの森にて.....救われた民もおります」 「明日、出発する」
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