第1章:森の中の少女

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「クロウ様、どうなさるんですか?」 部下のサルディがうるさい 「あの少女を王都になど………」 「サルディ、何故少女1人王都に招くのがだめなんだ?」 「野蛮だからです!!!………名前も口にせず、スープも下品に飲み干す………」 「あの少女は警戒心が高い………ただそれだけ、都で教育し直せば良い」 「しかし………」 「あっ、先に城に戻る者に、俺の隣の空き部屋を改築して人が1人住める部屋にしろ、あと湯浴みの準備もしろ」 「…………わかりました」 ふぅ、どうするものか
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