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*篠崎隼人*
「私と付き合ってくれない?」
わあ…美人さんだよ。
栗色のロングヘア。ちょっときつめの薄茶の瞳。白い肌に赤い唇。
うん美人さん。
同じ人間でも、きっと彼女は勝ち組だよね。
ああ、羨ましい。
こんな美人さんが、僕に告白する理由はひとつだよね。
罰ゲーム?
きっと、僕が天国に昇れるほど調子に乗って頷いた瞬間、爆笑されてしまうんだ。
まぢ信じちゃったの!?あり得ないからあ!
笑う彼女が想像できる。
はあ…。
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