唄。

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雑誌の撮影の空き時間 出来上がったアルバムの曲を聴いていく 順番に聴いていき10番目にさしかかったところ 恋人の歌声に聴き惚れてしまい 読んでいた雑誌の手を止めた 大サビに入ったところ 「うっ…ぅ…」 涙がとまらないよぉ… こんな唄をつくれる彼は 天才という言葉がぴったり 「なに泣いてるんですか」 「かずー!!!」 「おわっ」 僕の方が身長高いのに ちゃんとうけとめてくれる計 「あんた泣き虫ですね」 「計の方が泣き虫じゃんっ…」 「泣いてる人に泣き虫なんて言われたくありませんよ」 そう言いながらも 計は優しく背中をさすってくれた
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