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「えー……」
もうなんで俺が怒られんの?
神よ、教えてくれ……
「先輩大好きぃ//」
そういって紅音は俺に抱き着いた。
「火に油を注ぐなぁああア!!」
怒っていたエリスはそれを見て呆然としていた。が、
「なっ……だったら私も…えいっ!!」
ってなかんじでエリスにも抱き着かれた。
右からはエリス、左は紅音。
あれですね、右腕にあたるこの柔らかいものはなんですかね……
左のほうは大きくはないが弾力がある。
ここは天国か……否、地獄だった。
「なんでエリス先輩まで抱き着いてるの?」
「抱き着いてません!!これは、神人さんを霧島さんから離すためにひぱってるんです!!」
「絶対離さない。先輩は私のもの//」
「違います!!誰のでもないです!!」
「あの、お二人さん?そんなに両方から引っ張ったら俺死んじゃうよ?ねぇ?二つに裂けるよ?ねぇ、ねぇってば!!あ、今なんか体の中でやばい音したよ?おい、ほんとに洒落になんないからあああああ!!アッーーーー!!」
俺は綺麗に真っ二つになった。
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