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涙流して歩いた町 そこにあった花屋 何故か心引かれた そこに居たおじさんは 優しく微笑んだ 僕は無意識に手を出していた 冷たい手が温かく光りに包まれた 手の上にはひと粒の種 いつの間にか涙が消えていた その種を一生かけて育てよう 泣きたい時には泣けばいい 君の空の雲が消えるまで 水をあげないと種は育たないのだから 泣いた後は笑って 君の空に太陽を描こうよ 光がないと花は咲かないのだから
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