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「貴様!!恋から離れろ!!」
「は?」
おれはいきなりの発言に素っ頓狂な声をあげていた。
「貴様みたいなクズが恋に近づくなど世間しらずにもほどがある!!」
おいおい、このジジイ初対面の、しかも超ハンサムクールビューティーボーイのおれに向かってクズなんていいやがったぞ。
「あんたの娘に、どれだけの価値があるかは知らんが仮にもおれは、命の恩人だぜ?」
「なんだ、その口の聞き方は!!だから貴様はクズと呼ばれるんだ!!」
命の恩人ってことは完全に無視なわけね・・・
正直、カチンときた。
「ジジィ……お前、うぜぇな」
「なっ!?貴様!!いますぐこの場で殺してやる」
ジジイが俺にむけておそらく、本物であろう拳銃を突き付けた
「やめてっ、お父様!!」
「恋!!こいつをかばうのか!!」
ふーん、あの女、恋って言うのか
にしても、このジジイは一々うるせぇな
「おいジジイ、さっさと打てよ、まさかとは思うがあんた、人撃ったことないのか?」
俺は威圧的な態度で、ジジイに殺気をはなち、そう言った。
「くっ・・・」
やっと終わったか
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