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黒沢家
「ついたわよ」
「あぁ、そうかよ」
俺は車から降りて驚愕した。
これが家?どうみてもそんなレベルじゃない。
「なんて顔してんのよ」
「これ本当に家なのか?」
「えぇそうよ、大体千坪ぐらいかしら」
あぁそうかよ
そうかいそうかい
これでこいつの家は普通じゃないってわかったな。
千坪ってどんだけなんだよ、近所迷惑だろ……。
「ボサッと突っ立ってないでいくわよ」
俺はそう言う恋に付いていった。
背後から複数の視線をかんじたがそのままスルーすることにした。
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