恋、親友、夢

12/17
前へ
/20ページ
次へ
そして、そこには、バレーボールが転がっていて 京本有加が、ポテポテと走ってきた きょも「すみませ~んボールが飛び出しちゃっ、あ~!曜介くん!!す、すみません!」 きょもはボールを拾い、深々と頭を下げる 曜介「ん~、腫れてもないみたいだし大丈夫だよ」 曜介は、多少痛いのを我慢して笑顔で言った きょも「ほ、ほ、ホントごめんなさ…、あ!手が滑った!!!」 きょもは、手からボールが滑り、蓮次の足元へと転がっていく 蓮次「ん?はい、ボール。もっと落ち着いたらええのに」 と、言いながら、蓮次はきょもにボールを渡す きょも「ん?」 きょもは、蓮次の顔をじーーっと見つめている 蓮次「なんや?顔になんかついてるか?」 きょも「あなたもしかして、……蓮ちゃん?」 蓮次「れ、蓮ちゃん!?!?」 きょも「あーやっぱり。…いじめっこの蓮ちゃんでしょ!!!」 きょもは、蓮次に指をさして言った
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!

54人が本棚に入れています
本棚に追加