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そして、そこには、バレーボールが転がっていて
京本有加が、ポテポテと走ってきた
きょも「すみませ~んボールが飛び出しちゃっ、あ~!曜介くん!!す、すみません!」
きょもはボールを拾い、深々と頭を下げる
曜介「ん~、腫れてもないみたいだし大丈夫だよ」
曜介は、多少痛いのを我慢して笑顔で言った
きょも「ほ、ほ、ホントごめんなさ…、あ!手が滑った!!!」
きょもは、手からボールが滑り、蓮次の足元へと転がっていく
蓮次「ん?はい、ボール。もっと落ち着いたらええのに」
と、言いながら、蓮次はきょもにボールを渡す
きょも「ん?」
きょもは、蓮次の顔をじーーっと見つめている
蓮次「なんや?顔になんかついてるか?」
きょも「あなたもしかして、……蓮ちゃん?」
蓮次「れ、蓮ちゃん!?!?」
きょも「あーやっぱり。…いじめっこの蓮ちゃんでしょ!!!」
きょもは、蓮次に指をさして言った
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