恋、親友、夢

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………… きゃんち「曜くん遅いなぁ。「学校の裏門の前」で待ち合わせって言ってたのに」 今日は日曜日 曜介ときゃんちはデートの日 「おじょうちゃ~ん」 どうみても堅気じゃない男2人がきゃんちに声をかけてきた 男A「なになにぃ~?可愛いじゃ~ん。」 男B「俺たちとあそばなぁ~い!」 男達はきゃんちとの距離を、どんどん詰めていく きゃんち「えっ……ちょっと、やめてください!」 ………… タン!キュキュッ!バシッ! 曜介「ちあき遅いなー。「校門前で待ち合わせ」って言ったのになぁ」 同じ頃、曜介も学校に着いていた どうやら2人は、待ち合わせ場所を間違えたらしい トン、トン 「あっ!すみませ~ん!ボール取ってくださ~い!」 曜介の足元に、バレーボールが転がってきた 曜介「あっこれ?」 きょも「はい!」 曜介は、きょもにボールを手渡す 曜介「いつも、こんなに厳しい練習してるの?」 きょも「大会まで1ヶ月切ってるからね」 曜介は、スポーツに青春を捧げる少女に、少し憧れの念を抱いた 「京本先輩!何してんすか?」 きょも「あ、せぐ~。ちょっとボール取り入ってただけよ」 きょもの一年後輩の、瀬口かなが、きょものところへ、やってきた せぐ「先輩、早く練習戻らないと、キャプテンに怒‥」 「ちょっと、あんた達!!何やってんの!?」 きょも、せぐ「キャ、キャプテン!」
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