最悪な日々はおてのもの

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「おい」 おい? ここって女子トイレよね? 男の人の声が聞こえたような。 「無視すんなよな。聞こえてんだろ。」 私は声の主を確かめるように後ろを振り向く。 「あんたは「行くぞ。」 私の話を遮り有無を言わさずに無理矢理、手首を掴んで連れていこうとする男。 そいつはさっき私が怒鳴った相手だった。
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