最悪な日々はおてのもの

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彼の、さも欲しかった玩具を買って貰った子供みたいな笑みに またもや怒りが込み上げそうになる。 自分がこんなにも短気なのをこの人に会って思い知らされた。 彼の言動に振り回されている私を客観視すると 馬鹿だ。 私もあの女性達と同じで安ぽっちな女じゃん。 「あの私、やっぱりあなたとは行けない。 お酒飲んでたし冷静な判断が出来なかったみたい。 もうそろそろ私を解放してくれる? 私があなたと一緒に居る意味は無いと思う。 あなたの気まぐれに付き合いたくない。だから」 「ダラダラした話は嫌いなんだよな。 良いぜ帰っても・・・。」
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