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「はぁ。」
時刻はお昼過ぎ。
会社内にある食堂には、各部署の社員が集まっている。
隅の方で、日替わりランチを食べている私。
私の目の前には、ここでの唯一の友達と呼べる
朝陽 奈々が食事をしている。
「今日は一段とブルーな感じじゃない。どうかした?」
うっぷんなら山ほどある。
昨日は、携帯のナビとかを使い
意外と自分の家と近い場所と知り
それで歩いて帰ったのだが。
そしたら案の定、風邪気味になり会社にも遅刻しそうになった。
それに加え先程まで上司の小言も延々と聞いていたので
心と体はボロボロの状態になっているのだ。
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