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綾<N>
「あれから約半年。
色々あったけど、ついにデビューが決まりました」
棗
「よっしゃあ…! やってきたかいがあったぜ。なあ社長、グループ名はなんて言うんだ」(嬉しそうに)
凛香
「だーめ、まだ秘密よ。そうだリーダーを発表してなかったわね。今までのレッスンを見てて彼なら大丈夫、そんな子にしたわ」
「……園崎 葵くん。あなたにこのグループのリーダーを引き受けてもらうわ」
葵
「えっ…俺? 俺なんかでいいんですか…?」(呆然)
凛香
「えぇ、あなたにしか出来ないわ。よろしくね、リーダー」
綾
「おめでとう、葵! 頑張ってね。僕もなにかあったら手伝うよ」
明日香
「…葵さんなら大丈夫…」
翡翠
「ほーら、なっちゃん。拗ねてないで素直に応援してあげなよ」
棗
「断る、なんで俺様じゃねぇんだよ」
明日香
「そういうとこが餓鬼みたいだからじゃないんですか?」(ボソッと呟く)
棗
「なんか言ったか、チビ」
明日香
「いえ、別に」
綾<N>
「最初は嫌々でやっていたけど棗さんにいろいろ言われて、自分な本当の気持ちに気づけた」
綾
「棗さんはきっと葵が困ってるとき助けてくれるんですよね?」(本気で)
葵
「棗さんがいるなら安心だなー…」(苦笑気味)
棗
「そ、そうか…? なんなんだよ、お前らぁ、もっと早く言えばいいのによぉ~」(調子よさげに)
翡翠
「かっこいいよ、なっちゃん!」
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