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姉の復讐は、した。
またいつもの日々だ。
「暇だし、殺るかな…」
人形に、親の名前を書き、ナイフで心臓を刺した。
次の日ナイフで心臓を刺された親がいた。
するとまだ刺したやつがいた。
それは、もうひとりの俺…。
「どういう事!?」
するともうひとりの俺が
「おまえは、もうおまえじゃない。その指輪の効果わかってるのか?」
コンビニの前で貰ったものだ。
「どういう効果だ…?」
もうひとりの俺は、呆れた顔で
「知らないのに、買ったのか」
買った!?
どういう事だ!?
「俺は買ってないぞ?」
「買っただろ。財布から金が無くなっただろ?」
すられた時だ…
「それは買ったんだ。わかるか?」
「どういう事だ?」
「その商売人が取ったんだ。まぁ商売だからな。」
「まず効果を教えてくれ!!」
「あぁ忘れてた。その指輪は、不幸を招く指輪だ。名前は見えるがな。その指輪をしてると、もう直に死ぬぞ?」
「死ぬ!?」
「だが外すな。」
「なぜ!?」
「異次元に、吸い込まれ死ぬぞ。」
「なに!?俺が生きる方法は無いのか!?」
「あぁ無い…。」
「無いのか…」
「あ…1つある。」
「あるのか!!教えてくれ!!」
「それは、お前は死ぬが、俺が生きる。」
「俺が死ぬじゃないか!!」「あぁ。お前が説明を聞かないのが悪いぞ。」
「死にたくない…死にたくない…死にたくない…。」「じゃあ死んで貰おうか。」
「っ!?」
もうひとりの俺は
銃を構え、引き金を引いた。
バンッ
「うっ…」
「じゃあな。」
次は剣を降り下ろしてくる。
「お前も、八つ裂きにしてやろう。」
もうひとりの俺は、笑っていた。
グシャ。ブサッ。ガスッ。グチャ。八つ裂きにされた。
俺の部屋には、穴が空いていて、バラバラの、薄気味悪い人形がある…。
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