始まりの予感

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今川と織田のいくさが始まろうとしている一方で、統一最有力候補とされている徳川家でも戦の準備は着々と進められていた。 SSクラス戦国最強と言われた本多忠勝を筆頭に、戦国一の忍であるSクラス服部半蔵が属している。 そして徳川四天王の井伊直政、榊原康政、酒井忠次は3人ともクラスAでAAA(トリプルエー)と呼ばれている。 それに付け加え従える兵の数は一番でもある。 ちなみに徳川家康はSクラスである。身体能力に判断力に知力と抜け目がないことが特徴である。 そしてこの戦を勝ち抜いた者に送られるのは、先代たちから預かった莫大な土地に莫大な財産である。 戦国武将の各家からの財産が金になり集まってるため国が動いてしまうほどの金額となっている。 そして歴史に名を刻むことも出来る戦でもある。誰が一番強いのか… そして徳川家の準備は整った。 家康「忠勝よ。ようやくだな。この戦のためにずっと修行してきたんだ。徳川家康として負けるわけにはいかないな。」 忠勝「大丈夫だ。頂点までは俺が支えてやる。邪魔するやつは俺がはったおしてやる。」 家康は少し笑顔になり、「本当に頼りにしてるぜ!!戦国最強!!」とだけ言って去っていった。 忠勝は家康の親友であり幼少のころからずっと一緒だった。 徳川家康と言う名前に負けないように負けないようにと家康は生きてきた。 そんな家康に戦を勝ち抜いて自由とお前は徳川家康以上の武将だと言ってやりたいと忠勝は思っていた。 忠勝「まず向かうのは武田軍か豊臣軍だな。武田には真田幸村と言う強者がおったな。」 皆が初陣となるこの時代の戦に忠勝は充分な準備をして幸村や信玄などの強者との戦いに備えた。 そして忠勝でも少し手足が震えた。
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