始まりの予感

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織田が今川を攻めると言って3日… 遂に戦いは始まろうとしていた。 織田軍の勢力は徳川にもヒケをとらないほど強力だった。 Sクラスの柴田勝家を筆頭にSクラスの森蘭丸、 Aクラス滝川一益、Aクラスの丹羽長秀とSクラスが二人もいる。 羽柴秀吉(豊臣秀吉)が織田にいたころ、柴田勝家と丹羽長秀の有能ぶりに尊敬していたと言われ二人から名をとって羽柴にしたと言われるほどの人物である。 信長「ワシの守りは不要や!!全軍すすめぇー!!」 と叫んで戦は始まった。 それを見た今川義元も遠距離から攻撃を開始した。 義元「全軍撃てぇ!!」 と上げた手を下ろしながら叫んだ。 雑賀が率いる隊が銃で的確に敵の数を減らしていく。 孫市「現代で射撃の腕なら隊としても雑賀が一番さ。」 今川義元は雑賀孫市にお願いしてスナイパーかなり育てていた。 殺傷能力のない特殊な銃を扱い、創れるのは雑賀孫市をだけである。当たればかなりの衝撃に気絶する人がほとんどである。 これだけでかなり有利に戦える。 信長「なにぃ!!この距離でなんと精密な射撃をするやつらだ!!しかも銃ってせこ!!」 と叫びつつもSクラスの蘭丸に単独で突入させ、道を切り開けと命令した。 織田軍はかなりの銃の数になかなか動けずにいた。 蘭丸は急いで前衛を突破し銃兵を減らそうとした。 しかし前衛を突破したところにいたのは1人の女の子だった。16歳ぐらいだろうか。 蘭丸「あなたは?」 話かけられたことに気づいた女の子は慌てて答えた。 「わたし!?あっ、眼帯忘れてた…どう?これでわかるでしょ?」 蘭丸は少し疑問に思ったが眼帯をつけてる人物に1人しか心当たりがなかった。 蘭丸「伊達政宗か?」 と蘭丸が言うと女の子は笑顔になり、 「そうよ!!まあ私は両目見えるんだけどね。こうしないとみんな分かってくれないし…」 蘭丸の情報では伊達政宗はSSクラスである。とてもそんな感じには思わせない。強さもさほど感じさせない。ランクが過剰評価してるのか? などと考えているうちに政宗は話かけてきた。 政宗「あなた、ここを通るの?」 蘭丸「あぁ。」 政宗「じゃあ敵だね。悪いけど義元と約束してるんだ。ここを通って中に入ってくるやつはぶっ倒せってね!!」
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