魔王と呼ばれる者

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さすがにSSクラスマサムネとAクラスではあるが最強の銃の使い手が相手となると不利だと感じたのかノブナガは笑い出した。 ノブナガ「まことに見事じゃ!!しっかりと先を見ておる。Dクラスの器ではないな。しかし少しばかり遊んでやらんこともない。」 とノブナガが動くと同時にマゴイチは射撃を開始した。 マサムネもノブナガと戦闘を開始した。 マサムネとノブナガがぶつかり合いの衝撃で周りには物が無くなる勢いで飛んでいく。 まるで漫画みたいな光景にヨシモトは見ていることしか出来なかった。いやヨシモトはしっかりと視ていた。 ノブナガ「マサムネやりおるな。さすがSSクラスといったところか。」 マサムネ「あなたこそ!!あなた名前は?仕方なく覚えておくわ。」 ノブナガ「ふっははは、良いだろう。ワシこそが織田ノブナガぞ。覚えておくがいい。」 マサムネ「織田ノブナガって魔王じゃん!!がぜんやる気出てきたわ!!全力全開でいくよー!!」 ノブナガ「おぉ、強い、強いではないか。そしてマゴイチの援護射撃もよくワシの邪魔をしとるわ。本気で二人の相手をしてたらワシもただじゃ帰れぬな。」 と言ってノブナガは戦闘を止めた。 ノブナガ「ワシにも帰りを待つ者がおるのでな。今日は帰らせてもらう。マサムネよ、もっと強くなってまた会おう。」 と言ってランマルを抱えて消えて行った。 ヨシモト「ふぅ。マジでヤバかったわ…あと痛い。ノブナガの戦闘力は半端じゃないわ。マゴ姉とマサムネが二人いないと太刀打ちできないわ。」 マゴイチ「そうね。アイツは化物だわ。2発同じ場所に当ててようやくちょっとダメージ与えられるぐらいだもん。全く同じの同一弾痕なんて常人にはほとんど無理よ!!まっ、私は出来るけどね♪」 と明るく振る舞うがヨシモト「ちなみにノブナガは本気じゃないわよ。あのまま戦ってたら間違いなく負けてたわ。危うく今川軍終了だったわ。」 マサムネ「完全に見下されてた…こんな屈辱は初めてだよ。」 ヨシモト「マサムネ、あなたはノブナガに勝ちなさい。戦国最強の名を自分のものにしなさい。それが天下にも結びつくわ。」 マサムネ「うん。私強くなるよ。ヨシモトを天下人にしてあげる♪」 マゴイチ「私ももっと強くなるわよー!!天下を狙い撃つぜ!!」 と二人でヨシモトに抱きついた。 ヨシモト「ありがとう。私ももっと強くなるわ!!」
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