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「今日から途中まで一緒に帰っていい?」
「うん。私はいいよ」
ユミィもいいって言うよね?
悪い人じゃなさそうだし。
「ありがとう!じゃーな!」
そう言い、タクは私から離れていった。
「さっきの男子イケメンだったでしょ!?」
はじめに私に話しかけてきた女の子が言った。
「うん」
「モテモテなんだよ!ユノゥ君のファンは多いから気をつけなよ?」
気をつける?どうして私が?人間界は難しいな。
一応、返事はしておこう。
「了解」
そしてチャイムがなり、昼休みの終わりを告げる―――――……。
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