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机の上に制服が置かれていた。
私は鼻歌を歌いながら着替える。
着替えている途中に羽をなおす。
鞄を持って部屋を出る。
「遅かったわね」
「ユミィ!!」
ユミィは制服が驚くほど似合っていた。
可愛い。
「行くわよ」
私達は建物の外に出る。
人間界には団地というものがあるらしい。私達はそこに住むそうだ。天界に戻ってくるのは大変だから。
「んじゃ、行ってきまーす!」
お母さんにそう言う。
お母さんが手を振ると私達は光に包まれる。
気づけば建物の中にいた。
どうやらここに住むみたいだ。
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